ZOWIE EC1-B レビュー

EC1-B レビュー

 

先日購入し2週間ほど使用しました。

レビューの際に使用したマウスパッドは Hyperx Fury S になります。

 

スペック

以下、Benq のサイトに詳細なスペックが載っていました。

zowie.benq.com


大きな変更点としては、 Pixart pmw3360 にセンサーが変更されたことです。

 

また、マウスのソールが従来の大きな半円形のものから楕円形の小さいものに変更されています。

 

上記以外にも、マウスレートの切り替えはマウスの底面に設置されたボタンを押して変更するように改良されていました。USB の抜き差しが不要になったので便利になっています。

 

外観

全体的に黒で統一されており、クリック部分がセパレートされていない一体型のマウスです。側面にラバーコーティングなどは施されていないため、サイズの割には軽量なマウスです。

 

IE3.0 クローンです。IE3.0 と持ち比べてみるとわかりますが、IE3.0 よりも少し小さめで、一番出っ張っている部分が IE3.0 よりも手の平に当たりにくくないっていることと、マウスのお尻の部分が手のひらを巻き込みにくくなっていることです。

 

手が大きめのユーザーなら難なく持てるサイズ感だと思います

 

並べて写真を撮るとこんな感じです。

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メインクリック

カチカチ系のスイッチです。ゲーミングマウスでは定番のオムロンではなく hunao 製のスイッチになります。このあたりは EC1-A から変更されていないです。

 

CS:GO などにおける単発撃ちがしやすいスイッチですが、半面、連打すると指への負荷が高いため、MOBA  ハクスラのようなクリックを連打するゲームにはあまり向かないかなと思います。

 

単発撃ちをほぼ確実にできるという点ではカチカチ系のクリックに分があるかなといったところです。

 

サイドボタン

ややフニャッとした感じの遊びのある押し心地です。特に押しづらいわけではなくIE3.0 ぽさがあります。個人的には G403 のサイドボタンが一番使いやすいかなという印象なので、普通に使えるけどまあちょっと遊びがあるかな、、といった印象です。ただ、サイドボタン自体は補助的に使う程度なのでそこまでこだわりがあるわけではないです。

 

ホイールクリック

やや硬めのカチッとしたボタンとなっています。特に押しにくいなどはないため、これといった感想は特になく普通です。

 

ホイール

ZOWIE 特有のヌルヌルした感じのホイールで、個人的にはこれが一番気持ち悪くて苦手です。ヌルヌルしすぎているのでもう少し滑らかにスクロール出来た方が好きなのですが、誤爆することはまずないだろうなという印象なので、ゲーム用途なら特に問題ないかと思います。ウェブサイトなどをスクロールする際の違和感が半端無いです。 

 

マウスソール(マウスフィート)

やや滑り感の強いテフロン系のソールが貼られています。エアパッドソールや hyperdlide 系統のソールで、エアパッドソールにかなり近いです。個人的にはこれだと滑りすぎてしまうので、サードパーティの出しているソールに貼り替えました。Logicool 系のマウスほどの止まりにはなりませんでしたが、おおむね満足する滑り心地になりました。マウスソール自体は交換用に4セット付属しているので、デフォルトのマウスソールで問題ない場合は嬉しいですね。

 

ケーブルの素材

ビニール系の素材でコーティングされており、結構柔らかめの材質です。Logicool 系マウスのような布巻き素材ではないため、固すぎずエイミングの邪魔をしづらくなっています。ZOWIE のマウスはビニール系の素材で統一されている感じですね。マウスバンジーにも難なくつけられる細さのため、くせがなく扱いやすい部類と言えるでしょう。

 

マウスをどのように持つか

IE3.0 と大体同じ形なので、手のひらで包み込んで指先で持つのが安定するかなと思います。マウスの持ち方自体は個人差が大きいので、自分に合った持ち方を探っていくことも楽しみの一つかなと思います。

 

マウスの持ち方に関しては以下を参照。

 

turbofuture.com

 

IE3.0 に関しては Claw grip か Fingertip Grip がいいんじゃないかなという印象です。

指先でエイミングをコントロールするのに向いているので。 

 

実際使用してみた感想(良い部分)

IE3.0 クローンということもあってかなり持ちやすく、リフトオフディスタンスも低めに抑えられているので、マウスを少し浮かして中央に戻す際も特に違和感なく操作できました。マウスパッドは Hyperx Fury S の1種類しか試していませんが、ネガティブアクセルもなく、加速がかかっているといったこともなかったので、クセがなく非常に扱いやすいマウスという印象です。

 

悪い部分

自分に合わなかったのは以下の4点です。

 

1.ソールが滑りすぎる

 

これがかなり致命的で、操作性を損なっているような印象を受けました。

 

レビューを書く際に使用した Hyperx Fury S はかなり滑りにくいマウスパッドなのですが、G403 Pro Gaming Mouse などの Logicool 製のマウスと比較した場合、EC1-B は滑りすぎてしまうので、狙った場所にきちんとエイミングするが難しくなってしまいました。Logicool のマウスに付属しているようなソールに変更したらかなり良くなったのですが、あまり滑らないソールも ZOWIE から出してほしいというのが正直なところです。

 

こちらのソールが Logicool 製マウスのソールに近いのでおすすめです

 

2.センサーの挙動が若干おかしい気がする

 

Mouse Tester  でセンサーの波形を撮ると以下のようになったので、センサーの性能自体は特に問題ないかなと思うのですが、実際使ってみるとやや上下に波打つ感じがするので、人間側で若干補正をして使うような感じになりました。

 

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ただ、このあたりのマウスの挙動に関しては、普段からどのようにエイミングをしているかによって違ってくるので、あくまで自分の場合は違和感があるという感じです。

長時間使っているとだんだん慣れてくるので、マウス自体を「体に慣らす」ために一定の期間が必要かなという印象です。

 

こちらの問題に関しては、後述する3番目の部分にもかかわってきます。

 

3.マウスパッドキャリブレーション機能がなくセンサーの最適化ができない

 

これは正直言って、ゲーミングマウスを作っているすべてのメーカーに標準搭載してほしいくらい優れた機能です。Logicool 製のマウスが一歩抜きんでているのもこの機能の存在が大きいと思います。

 

マウスパッドは一見平面に見えますが、実際はマウスパッドにおける中間層※に凹凸があり、うねりが生じているような状態です。要は、穴だらけのスポンジのような中間層の場合、マウスパッドの表面に微妙な凹凸があるような状態なので、それをマウスのセンサーが読み取ってしまい、思った通りのエイミングができない状態となってしまいます。

 

上記のようなマウスパッドの表面をセンサーが読み取って最適化を行い、ソフトウェア側で補正をかけることでより精度の高いエイミングが可能となる といった仕組みです。

 

ZOWIE の哲学として「不要な機能を載せない」というのと、プロフェッショナルなゲーマーに最高の製品を提供する」の2つがあると思うのですが、マウスパッドのキャリブレーション機能は後者に当たると思うので、今後は提供いただけることを願っています。

 

4.反応が若干遅い

 

G403 と比較すると反応が少し遅いです。これは「なぜ反応が遅いと感じるのか」をいろいろ考えた結果、以下が思い当たりました。

 

マウスを持ったときのセンサーの位置が G403 と比較してやや手の後ろにある

 

上記に関しては、わかりにくいと思うので写真を撮ってみました。

 

 EC1-B

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G403

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これでもだいぶわかりにくいですね(笑)

 

要は、マウスを持った際のセンサーの位置が EC1-B の場合は手のやや後ろ側(中指の付け根当たり)にあるのに対し、G403 の場合は中指の第一関節当たりに来ています。

 

これがどういうことかというと、以前、ダーマポイントが出したフロントセンサーのマウスというのがあり、EC1-B と比較して、G403 はこちらの挙動に近いような印象を受けました。これが自分の感じた「G403のほうがレスポンスがいい」理由ではないかなと感じました。 

 

まとめ

いろいろ長々と書いてきましたが、悪いと思った点はあるにせよ、一定の水準を保ったゲーミングマウスであることは間違いないです。

 

ただ、ネックとなってくるのが、競合の Logicool 製マウスがより安価で高機能であるため、値段は差し置いて、「形や重さなどの部分で EC1-B に優位性がある」となるかどうか。といったところでしょうか。 

 

以上です。

 

Hyperx Fury S レビュー

Hyperx Fury S レビュー

 

先日発売された Hyperx Fury S のデスクマットを購入しました。購入してから数日間使用したレビューになります。

 

自分のマウスパッド遍歴

2000年ごろから Quake3 という FPS を始めて18年、様々なマウスパッドを長年使用した結果「これはめっちゃいいやつ」と思えるようなマウスパッドは触った瞬間からわかるようになりました。

 

Hyperx Fury S はマウスパッドの中でも数少ない「触った瞬間から良さがわかる希有なマウスパッドです。

 

有名どころのマウスパッドは一通り試していて、下記は一例ですが、有名なものだとだいたいこんな感じで使ってました。他にも色々買っているので30枚以上ぐらいは試してるのではないかと。

 

supermat

func surface 1030

Steelpad 4D

Steelpad S&S

Steelpad qck

Everglide Titan

Razer goliathus speed

Icemat 2nd edition

Artisan 初代 

Artisan 飛燕(soft~hard 満遍なく)

Artisan 疾風、零、雷電、疾風乙 など

 

この中だと2000年代頭から発売された Qck  Goliathus speed がマイナーチェンジしながらもいまだに現役で売っているのがすごいですね。

 

Supermat はプリンターの振動を抑えるための敷物として売られていたものを Fatal1ty がマウスパッドとして使用し、一躍注目を浴びたという経緯があります

 

Artisan のマウスパッドは他のメーカーよりも品質が圧倒的に高く、中間層※におけるうねりや凹凸が少ないので、非常にスムースにマウスを動かせるのが特徴です。飛燕シリーズは Quake で有名な Cooller  Rapha が使用していたこともあります。アリーナ系 FPS との相性がとてもいいです。

 

 中間層 : マウスパッドの表面と滑り止めのゴムの間にある層のこと。Artisan 製品は気泡の一切ない物を使用しているため非常に滑らかにマウスを動かすことが可能となっている。マウスがどの程度滑って止まるかは中間層の硬さと表面の摩擦に依存する。

 

思った通りに滑って止まるマウスパッドが理想

 

2000年代頭に Counter-Strike が大流行した際にプラスチックなどの樹脂製のマウスパッドが一時期主流となりました。

 

その頃は多くのプロゲーマーが Steelpad S&S を好んで使用していましたが、マウスのソールとマウスパッドの表面が削れてしまい、使用感が変わりやすいことと、樹脂製のマウスパッドは非常に滑らかな滑り心地ではありますが、滑りやすいぶん止めるのが困難な特性からプロゲーマー達が布製のマウスパッドに移行したため、徐々に布製のマウスパッドが主流になっていったという経緯があります。

 

現在はゲーミングマウスパッドの89割は布製であり、プロゲーマーの使用実績から見ても現状の最適解は布製のマウスパッドと言えるでしょう。

 

Hyperx Fury S  Qck とはまた違ったさらっとした感じの表面ですが、Goliathus speed よりも滑らず適度な摩擦があり、止めたいところできっちり止まるのが特徴です。この絶妙な塩梅で滑って止まる特性こそが、多くのプロゲーマーから支持されている大きな理由ではないかと思われます。

 

定番マウスパッドの1つとなり得る

 

定番のマウスパッドはどれか?と聞かれたら、まず真っ先に候補となるのが Qck、次に Goliathus speed、その次は疾風乙か飛燕だと思うのですが、Hyperx Fury S はこれらの中に入り得る製品と言えるでしょう。

 

この絶妙な滑りと止まりの特性は、プロゲーマーから十分に支持されるものであり、新しく FPS を始めたプレイヤーにも恩恵を与えられるものだと断言できるほど素晴らしい製品です。

 

Hyperx が独自ブランドとして esports 関連の製品を提供しだしたのは比較的最近のことかと思いますが、ここまで高品質な製品を出していたことに大変驚きました。今後も新しい製品が発表されたら逐一チェックしていきたいと思います。

 

以上です。

 

PUBG チート販売 Twitter アカウントをまとめて運営に報告した

 最近の PUBG はチーターが非常に増えたため、まともなゲームにならないことが多すぎてフラストレーションが溜まっています。

 

Twitter で PUBG のチート販売を行っているアカウントにとても腹が立ったので、スクリーンショットとアカウント名をまとめて PUBG オフシャル等に報告することにしました。

 

オンラインゲームにおけるチートの使用、及び、チートツールの販売は犯罪行為である。ということを身をもって知るいい機会になるのではないでしょうか。

 

これらのソースを元にチート販売アカウントが社会的制裁を受けることを望んでいます。

 

ちなみに Twitter のアカウントを削除してもサーバには2ヶ月程度残るはずですので、運営が本気を出せばまあまず逃げられないのではないかなと思います。

 

https://mobile.twitter.com/pubg_hack_tool

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https://mobile.twitter.com/NullFade

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https://mobile.twitter.com/PUBG_cheat_sale

 f:id:ikatechx:20180109234511p:image

 

https://mobile.twitter.com/Trollface0214

 f:id:ikatechx:20180109234524p:image


https://mobile.twitter.com/onlybz

 f:id:ikatechx:20180109234531p:image

 

https://mobile.twitter.com/knsute33

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上記はライングループなので、通報したら一発退場だと思うので、ついでに通報しておきました。

 

個人情報をキャリアに握られてるのにこんなことやるなんて、よっぽどバカなんだろうなぁと呆れるばかりです。


チーターの9割以上は中国からアクセスしているとのことですが、日本人にもチーターが一定数いることは明らかであり、上記のようなチート販売の業者も氷山の一角だと思っています。

 

こういった地道な活動からチーターを排除することも必要かなと思いましたので、ゲーム健全化の一助になればと。

 

以上です。

ゲーマーなら筋トレと運動をしましょう という話

どうも!みなさんゲームしてますか?

今回は、長時間ゲームしてると肩や首がこってくるな、、と感じ始める20代後半以降の方達を対象にした記事です。

 

なぜこの記事を書こうと思ったのかというと、学生の頃からめっちゃゲームしてた PC ゲーマーで、現在はプログラマとして働いている自分が肩こりに悩まされていたからです。今は日常生活に運動を取り入れたためかなり改善されましたが、一時期は肩こりが酷すぎて色々と整体に通ったりもしていました。ですが、はっきりいって日常的な運動と筋トレに勝るものはありませんでした。今では肩が少しこるな~と思うことはあっても、少し運動をしたりストレッチすることでほぼ解消される体になりました。

 

という前置きはこのあたりにして、本題に入っていきたいと思います。

 

PC ゲーマーは主にデスクワークに従事されていて、「長時間座りっぱなしで普段は全然運動しないんですよ~」という方が多いのではないでしょうか?そして、エナジードリンクやラーメンなどの糖分、脂質、塩分の多い食べ物を好む傾向にあるんじゃないかなと思われます。はい、全部体に悪いですね。

 

というのも、以前はこういった飲み物や食べ物を好んでいたのですが、運動するようになって自分の体のことを気にかけるようになってからは徐々に摂取しないようになり、今ではほぼ摂らなくなったからなんですよね。食事は体を作る基礎なので、体のことを気にかけた食事にすると仕事やゲーム時のパフォーマンスが全く違ってきます。

(たまにラーメンは食べますが、月に1回程度です)

 

では、運動や筋トレをするとどういったいいことがあるのかを以下に記載していきます。

 

1.肩こりなどの症状が激減する

 

これは間違いなく緩和されます。筋肉量が増えるとさらに症状が減るので、筋トレするだけでも絶大な効果を発揮します。

 

2.睡眠の質が上がる

 

筋肉の修復には良質な睡眠が必要で、運動することにより体の疲労を回復するため深い眠りに入れます。

 

3.集中力が上がる

 

睡眠の質が上がることにより集中力が上がります。また、仕事による精神的な疲労は、運動と質の高い睡眠により大幅に軽減されます。運動後は脳が活発になるため、集中力が高まります。

 

4.体力がついて疲れにくくなる

 

長時間ゲームを遊んでも疲れにくくなり、日常生活においても疲れにくくなってきます。

 

5.仕事、ゲーム時のパフォーマンスが上がる

 

運動、筋トレ後は血行が良くなることで脳の老廃物が流れることにより集中力が上がります。よって、ゲームや仕事においても普段よりも高いパフォーマンスを発揮できます。

 

6.FPS ゲーマーなら aiming が良くなる

 

肩、背中、腕周りに筋肉がつくことで瞬発力が高まり、より速く正確な aiming が可能となります。

 

だいたいこんなところです。メリットがかなり強い!

 

以下、デメリットです。

 

1.時間がとられる

 

ジムに行くなら週に3回くらいは通いたいところ。最低でも1時間くらいは使うので、ゲームの時間がその分減ります。

 

2.お金がそれなりにかかる

 

ジムの会費など。運動をこれから始めるなら衣類や道具などのイニシャルコストがかかります。

 

3.プロテインなどを含めた食費がそれなりにかかる

 

基本的に体に悪いものは安いので、体に気をつけた食事は高くつきやすいです。運動後に飲むプロテインなどのお金もかかります。

 

4.体力や筋肉がつくまでにそれなりの時間がかかる

 

筋肉がつくには最低でも3ヶ月の継続した筋トレが必要です。筋トレ後には30分以内にプロテインなどの高タンパクなものを摂取し、筋トレ後48時間は筋肉の修復期間になりますので、なるべく高タンパクな食事を心がけましょう。お酒は筋肉を分解するので禁止です。有酸素運動の場合はやった直後から効果があるので、なるべく心拍が上がるような強度で運動をすると効果的です。詳しくは、インターバルトレーニングなどでググると色々出てくると思います。

 

こんなところです。

 

だいたい半年くらい筋トレを続けると、明らかに体つきが変わってきて筋肉質になっていると思います。仕事のパフォーマンスが上がった分プライベートの時間が増えるので、余暇も楽しめるかもしれません(自分がそうでした)。

 

長くゲームを続けるためにも、健康な体を維持し続けることはすごく大事だと思いますし、皆さんも是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか!

 

以上です!

 

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追記

 

僕が読んでためになったのは、オライリーの出している「ヘルシープログラマ」という本です。プログラマの健康に関する内容ですが、プログラマ以外の人が読んでも楽しいと思うので、おすすめです。

 

Logicool Pro Gaming mouse レビュー

Logicool Pro Gaming mouse を購入し、1週間ほど使用したところで簡単なレビューを書きました。スペックの詳細や分解した写真などは 4gamer のレビューをご参照ください。

 

・持ちやすさ

MX300 G1 Optical mouse の形を踏襲しているので、持ちやすいです。側面が若干ザラザラした素材になっています。ただ、滑りにくさや持ちやすさは個人差がかなり大きいので、お店で一度触ってみることを強くお勧めします!もし側面が滑ってダメな場合は、滑り止め加工のシールみたいなのを側面に貼ればまあいけるんではないかと。

 

・重さ

ゲーミングマウスの中ではかなり軽い方です。欲を言えば WMO Salmosa 並みの重量にして欲しかったところですが、軽量化するのもちょっと微妙なので、筋トレして補いましょう。筋トレの効果は絶大なので、 aim を鍛える為にもゲーマーは積極的に筋トレや運動するのをお勧めします。筋トレや運動がゲームにどのような良い影響を与えるかは別エントリーをかけるくらいのネタなので、そのうち書こうと思います。重心が中心よりもやや後ろ側にある為、マウスを少し持ち上げた時に安定していますね。

 

・ボタンの押しやすさ、反応速度

メインボタンに関してはオムロン製のスイッチを使用しているので、反応や押しやすさは申し分ないです。他のゲーミングマウスよりもかなり反応が速いので、反射神経勝負な局面になった場合はアドバンテージがあるんじゃないかと思います。マウスを何個か PC に繋いで反応速度を比較してみるとわかるレベルの速さだと思います。4gamer のレビューにもその辺りのことは書かれていますので、ぜひ参考にして頂ければと。

 

・センサーの精度、反応速度

直線補正や加速は特に無いと思います。トラッキング精度もかなり優秀です。反応速度は他のゲーミングマウスを何個か繋いで比較した感じ、体感でわかるレベルの速さです。マウスパッドとの相性は特に調べていないですが、Artisan 疾風乙 で特に問題なくトラッキングできています。効果があるのかはちょっと不明ですが、マウスウェアにトラッキングキャリブレーション機能がありますので、キャリブレーションしてから使用しています。

 

・マウスウェアの使い勝手

普通です。欠点として、特定のキーを2個同時に押す というようなキーバインドができないので、別のキーにバインドしてある「リーン」と」スコープを覗く」というようなバインドができるようになると良いなと思うのですが、その辺りは対応できていないです。用途はよくわからないですが、キーのヒートマップも見れます。50刻みで dpi の変更が可能ですが、なるべくセンサーのネイティブ dpi に合わせた方がいいと思います。ネイティブ dpi 以外の場合だと、ソフトウェア側で dpi を制御することになるので、トラッキング精度や反応速度に影響が出てくると言われています。

 

・サイドボタン

押しやすい位置に配置してあります。オムロン製のスイッチではなく、少し固めなので誤爆防止の為ではないかと思われます。

 

・ホイール周り

1カウントずつ正確に回るのと、ホイールボタンも程よい固さなので、特に問題ないかと思います。

 

総評

 

今まで使用してきたマウス(ゲーミング用途のを40種類くらい)の中でもトップクラスの使いやすさと性能を兼ね備えたマウス という印象です。点数にすると100点満点中97点くらいです!フルオーダーメイドで自分好みのマウスを作らない限りは、しばらく Pro Gaming Mouse を使っていこうと思いました。

 

以上です!

AGPTek 1080P 60FPS なキャプチャボード購入しました

Nintendo Switch のゲームを録画するため、AGPTek 社のキャプチャボードを購入しました。

 

1080P 60FPS でのキャプチャに対応しており、価格も1万円程度とリーズナブル。HDMI パススルーにも対応しているので、ほぼラグなしで PC 用モニタなどへの出力が可能です。

 

設定などは特に不要で、USB 3.0 ポートに接続するだけでドライバのインストールが完了しますので、とっても簡単でした。

 

PC 周りの環境は以下の通りとなります。

 

【自作 PC

OS:Windows10 home 64bit

CPU:Corei7 7700K

マザーボード:H270 Pro4

メモリ:16GB

 

USB 接続のキャプチャボードは相性問題などが発生することがあるようなので、 Intel チップセット USB 3.0 コントローラを搭載したマザーボードの方がいいかもしれないですね。

 

内蔵型のキャプチャボードと比べると、配線周りの取り回しがスッキリしないのは難点ですが、ノート PC や他の PC にもお手軽に接続できるので、複数台 PC を所持している人にはいい製品ではないかなと思いました。

 

試しに OBS を使用して Nintendo Switch のゲームを 1080P 60FPS で録画しましたが、特に問題なく録画できました!引き続き配信なども行ってみようと思います。

 

今のところ相性問題による PC のクラッシュやブルースクリーンなどは出ていませんので、参考になればと思います。

 

以上です。

PUBGが面白すぎてやばい なぜ夢中になって遊んでしまうのかを考えた

PC ゲーマーにめちゃくちゃ流行っている超アツイゲーム PLAYERUNKNOWNS BATTLEGROUND (PUBG) を最近始めました!

 アーリーアクセスながらすでに累計販売数が1500万本を突破し、サーバが重すぎて繋がらないこともある、今までに類を見ない速度で売れているギネス級のゲームです。

 

1週間ほど遊んでいて未だドン勝つできていないですが、このゲームがなぜこんなにも面白く、流行っているのかを自分なりに考えてみました。

 

結論から先に書くと、「ゲームシステムとゲーム体験が強烈なシナジーを起こしているからではないか」となりました。

 

以下、具体的に記載していきます。

 

PUBG のゲームシステムについて

 

簡単にまとめると以下の5点です。

 

1.自分以外は全て敵で、最後の1人になるまで戦う (いわゆる「ドン勝つ」が目標)

2.マップが非常に広大

3.ピストルやアサルトライフルなどの武器は全て現地調達で、車やバイクにも乗れる

4.時間経過とともに生存可能範囲が徐々に狭まり、エリア外にとどまるとダメージを受ける

5.一度死んだら終わりで、あっさり死ぬ事が多い

 

PUBG の事を奥さんから最初に教えてもらった時に、映画の「バトル・ロワイアル」にすごく似てるなーという感想だったのですが、開発者がインスパイアを受けている事をインタビューで語っていました。なるほど!そりゃ似てるわけだと納得。※ インタビューはこちらのリンクを参照

 

ゲーム体験について

ざっくりゲームの流れを書くと以下のような感じです。

 

1.100人集まったらゲーム開始

だいたい90人~96人程度で開始することが多いです。マッチングは30秒~1分以内に終わるので、かなり早い方じゃないかと思います。

 

2.輸送機からパラシュートで無人島に降下

スカイダイビングの要領で上空から無人島に降下します。降下のタイミングは任意なので、輸送機のルートによりますが、割と好きな場所に降りることが可能です。ゲーム内の地図上に名称の書いてある大き目の街には強力な武器やアイテムが落ちていることが多いので、必然的に人が集中し、序盤から戦闘が発生します。

 

3.廃屋に落ちている武器やアイテムを拾って装備を整える

パラシュートでの降下直後は武器を何も持っていないので、素早く武器を集める必要があります。

落ちている武器は、近接戦闘用のバール、フライパンや、ピストル、サブマシンガンアサルトライフル、スナイパーライフルといった FPS では一般的な武器と、エナジードリンク、鎮痛剤、回復薬などの回復アイテム、防弾ベスト、ヘルメットなどの防具です。
 

降下地点が被った場合は素手での殴り合いが発生することもあり、「xxxは殴り合いで死亡」的なキルログが序盤から流れてくるので、開始2分くらいでゲーム終了となることも。

アイテム集めに夢中になりすぎて死角から撃たれたり、生存可能範囲がものすごく遠くに設定された場合は間に合わずに死ぬこともあるので、速やかに装備を整えて移動する必要があります。

 

序盤は装備が整っていないプレイヤーが多いため、序盤から積極的に他のプレイヤーを倒しに行って有利なアイテムを強奪したり、草むらの中や建物の中に隠れてじっとしたりなど、状況に応じた行動を都度選択することが重要です。

 

4.安全圏が徐々に狭まるので移動する

安全圏の範囲外だと徐々に体力が減っていってしまうので、装備が整ったところで安全圏まで移動を開始します。乗り捨てられている車やバイクに乗って移動することも可能です。

 

車やバイクは高速で移動可能ですが、防弾ガラスというわけではないようなので、撃たれると普通に死にますので注意が必要です。車やバイクで他のプレイヤーを轢くとだいたい1撃で倒せます。

 

5.最後の1人になるまで生き残る

ゲームも終盤になってくると、生存可能なエリアが大幅に狭まり、生存者も1020名程度に絞られてきます。ほとんどのプレイヤーは草むらや木の陰付近などに隠れていることが多く、目立つような行動を起こさないようになります。

 

熟練したプレイヤーは少しの足音や銃声で相手の位置を把握してしまうため、他のプレイヤーがこちらに気づいていない状況で攻撃した場合、発砲した瞬間にこちらの位置が他のプレイヤーにバレてしまうので、攻撃するべきか否かを判断することが難しくなってきます。

 

攻撃して倒したと思ったら別のプレイヤーに撃たれてやられていた。といったことが連鎖的に起こって、静観していたプレイヤーが生き残る といったことも起こりがちなので、終盤の展開は非常に緊張が高まります。

 

まとめ

上記をまとめると、ゲーム開始から最後まで、不確定要素的な緊張状態が常にあることに加え、最後までどうなるかわからない先の読めなさがあります。

 

さらに、常に最適な状況判断を強いられ、失敗したら即ゲームオーバーに繋がりやすいため、非常にスリリングなゲーム体験を作り出すことに成功しているのではないかと考えられます。

 

これはつまり、ランダムかつ断続的に発生するつり橋効果 が起こっているのではないかと考えられるのではないでしょうか?

 

つり橋効果: 不安や恐怖を強く感じている時に出会った人に対し、恋愛感情を持ちやすくなる効果のこと。 1974年、カナダの心理学者であるダットンとアロンが、つり橋を使って実験した結果を元に提唱した学説であるため「つり橋理論」「つり橋効果」といわれる。

 

PUBG に対して恋愛感情があるわけではないですが、不安や恐怖がランダムかつ断続的に発生する対象が PUBG であり、快感や報酬として、脳に快楽をもたらす物質が、他のゲームを遊んでいる時よりも多く分泌されるため、「これはとても面白いゲームだ!」と脳が認識することにより、どんどんハマってしまう人が続出しているのではないか。という結論に至りました。非常に恐ろしい中毒性ですね!

 

最後に

 

1020日から日本サーバがオープンしたことにより、非常に快適な環境で遊べるようになりました!皆さんも是非一度遊んでみてはいかがでしょうか?

 

国内外のプロゲーマーが頻繁にストリーミングを行なっていますので、気になる方は是非 twitch.tv などでご覧になってみてください。観戦に非常に適したゲームですので、見るだけ専門の人もかなり多いですよ!

 

以上です。夕飯はドン勝つだ!