Kotlin Fest 2018 に参加しました

昨日行われた Kotlin Fest 2018 に参加しました。

kotlin.connpass.com

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来場者がもらえるトートバック

11時前に着いた頃には人気の青がすでになくなっていました。

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すげー難しい Kotlin Puzzler

CyberAgent の Kotlin Puzzler めっちゃ難しかったです。

普段から IntelliJIDEA に頼りまくっていることを実感しました。。

 

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お寿司がでます!

M3 Tech Talk 9月27日はお寿司が出るそうです!

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色々もらいました

mercari の Kotlin Cheat Sheet (実用的!)

Kotlin Fest 2018 のステッカー

M3 ブースでは長澤太郎さんの「俺の Kotlin に付いてこれるかな?」とじゃがりこ

sansan ブースでたい焼きと種(!) などを頂きました。

最後に懇親会で山本ユースケさんから JetBrains ステッカーなどを頂きました!Twitter4J ステッカーは池袋まで取りに来てくださいとのことでした!

 

自分が見たセッションは

でした。以下の記事にいい感じにまとまってますので、そちらもご参照ください!

qiita.com

 

私の参画しているプロジェクトでも Server-side Kotlin でプロダクトを開発中なのですが、How to Test Server-side Kotlin のセッションで使用しているテストライブラリと一致していたので、自分の技術選択は間違っていなかったのだなとホッとしました(笑)

上記以外にも DbSetUp で使用しているテストデータセットアップの factlin がめっちゃ便利そうだったので、早速導入したいと思います。

maeharin.hatenablog.com

 

Kotlin で愛でる Microservices で登壇した stormcat24 さんに Microservice でやっていく上でのつらみなどを色々聞いてみたかったのですが、懇親会にいらっしゃらなかったので残念でした。今のプロジェクトでも Microservices な構成でプロダクトを作っており、オライリーの以下の本を読んだ上で Microservices を進めておりますが、まだまだ悩む点が多いので参考にしたかったなーという感じです。

www.oreilly.co.jp

www.oreilly.co.jp

ちなみに、昨日本を出版されたので、こちらも要チェックですね!

 

まとめ

Kotlin Fest 2018 めっちゃ楽しかったので、来年開催されたらまた行きたいです!

コミュ障なので懇親会でのコミュニケーションにちょっと不安があったのですが、参加されている方々が非常に気さくで話しやすかったです。

Yahoo! のエンジニアの方が見積もりなどに悩んでいたので、アジャイルな見積りと計画づくりをおすすめしたりなど、フランクな感じで交流できたと思います!

開催スタッフの皆様、ならびに登壇者の皆様、ありがとうございました!

参加者の皆様、お疲れ様でした!

プロゲーマーがファンを増やして仕事を獲得してお金を稼ぐ方法

最近、プロゲーマーがどうやったらお金を稼げるかを考えている。プロとして給料が支払われているフルタイムのプロゲーマーは国内だと100人未満くらいかなと思っていて、給料をもらっていても年収400万以下ぐらいという予想です。

格ゲーのプロだと定期的に海外の大会に出場して賞金がもらえる機会も多いので、あくまでも PC ゲームのプロを想定しています。年収400万くらいだと東京で生活するにはギリギリなので、ほかにも収入を得られる手段を獲得するか、副業としてプロゲーマーをやらないときついんじゃないかなという印象を受けます。

SF V のネモ選手が兼業のプロで大会で優勝しているのをみると、兼業であること自体はさほどハンデにならないのかなと思えるし、ウメハラも一度は就職した上でその後プロゲーマーとして成功しているので、社会経験を積むことは悪くないと思います。

プロゲーマーが収入を得る主な手段としては、大会の賞金、チームからの契約金(スポンサーの契約金なども含める)が主だと思いますが、それら以外にも収入が見込めるようになるといいのではないでしょうか。

例えば、ウメハラは何冊か本を出しているし、ビジネスマン向けの講演やセミナーも行なっています。これらも執筆による印税収入が見込めるし、企業からの講演料や研修料なんかも収入になるので、ゲーム以外でもお金を稼げる状態になっているのがウメハラの強みだと思います。

ただ、知名度のないプロゲーマーがいきなり本を書いたり講演を行うことは不可能なので、どういった活動から収入を増やせるかをここ最近考えていました。

まずは利益を得ることを第一優先とせず、利益は後からついてくると思って、どうやったら自分のファンが増えるのかを考えると最終的に収入につながってくるのではないかなと思いました。

 

具体的な方法

プロゲーマーの強みとして、一般的なゲーマーをよりもそのタイトルに対する知識や技術が優れているので、それらの技術や知識を一般ゲーマーにどんどん公開するのです。

特に一般ゲーマーの人口が多いタイトルでプロゲーマーをやっている場合、プロゲーマーの下には膨大な数の一般ゲーマーがいるので、一般ゲーマーに対して技術や知識をどんどん公開すると一般ゲーマーのレベルが上がっていくので全体のレベルが上がることと、公開することによって自身の知識や技術をより深く理解できるようになるので、結果的に自身のスキルアップにもつながっていきます。

上記以外にも、技術や知識を公開するメリットとして、一般ゲーマーからの支持を得られる可能性が上がり、自分のファンになってくれる期待値が上がります。基本的に、人からの好感度を上げる方法として、その人の役に立つことをやってあげるというのがあるので、もっと上手になりたいと思っている一般ゲーマーの役に立つことをどんどん公開しまくりましょう。そうするとファンが増えていきます。

公開するものは動画でもブログでもなんでもいいです。普段のスクリム(練習試合)を配信していたとして、配信動画を録画しておいて後から編集して字幕の解説を入れたり、このラウンドではこういうことを意識して練習していた、などといったことを付け加えるといいんじゃないかなと思います。

ブログもどんどん書きましょう。今使っているデバイスのレビューやスポンサーから提供を受けた製品のどこが優れているのか、どういった心がけでゲームの練習をしているかなど、ネタはたくさんあります。こまめにブログや動画などで情報を発信することで定期的に見てくれるファンが付いてくるので、やれる範囲で継続するのがおすすめです。Twitter で質問を受け付けて答えるのもいいでしょう。どういうことをやってほしいか直接聞いてそれに応えることは大きな効果が見込めます。ただし、質問はちゃんと選びましょう。

情報や技術を公開することで自分の優位性がなくなってしまって不利になるのではないかと思うかもしれませんが、デメリットはほぼないです。一時の優位性は失うかもしれませんが、現在は新しいメタが発見されてもインターネットでものすごい勢いで拡散されるので、隠す意味がほとんどないんですよね。むしろ、チームの練習方法などもどんどん公開して組織運営を透明にしたほうがメリットがデメリットを上回ります。ライバルのプロチームに質問されたらどんどん教えたほうがいいです。プロ全体のレベルが上がれば観戦も楽しくなってきます。サッカーとか野球もレベル高いほうが見ごたえがあるのと理屈は同じで、ゲームも例外ではありません。

観戦する側としても、知識の有無によって見え方が全くと言っていいほど変わってくるので、そのためにもプロの持っている技術や知識をファンに対して伝えることが重要になってきます。例えば Dota や LoL のような非常に複雑なゲームのメタに関しても、LJL の配信などを見る限り、チャンピオンの構成やメタを理解したうえで観戦している方を多く見受けられるし、正しい知識を持った観客の存在に支えられているからこそ興行として成立し、幕張メッセに多くの観客が集まるまでに至っているのではないかなと感じます。

上記のような情報発信をしたうえで、例えば YouTube の登録者数が1万人いてトータルの動画再生数が数十万で Twitter のフォロワーが5000人いてブログの PV が平均1000人で・・など、自分がどのくらいの数字を持っていて、どのような層にリーチしていて、どのような影響力をもっているのかを話せるようになると、そこから仕事につながってお金という形で還元されるようになっていきます。

このようにして、自ら情報発信をしてファンを獲得し、目に見える数字という形で自身をブランディングすることで、そこから仕事が発生して最終的にはお金になってきますので、その辺を意識してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

  • 情報や技術を公開する
  • ファンを増やす
  • 仕事につなげる

 

やっていきましょう。

チームビルディングに「ティール組織」の考え方を適用する

最近読んでいる「ティール組織」をチームビルディングに適用する方法を考えている。ティール組織がそもそもなんなのかというのは、この辺を読んだりしてもらえるとアウトラインはわかると思います。が、あくまでもティール組織の表面的な部分を紹介しているだけに過ぎないような印象を受けます。

bizhint.jp

 ティール組織はもっと哲学的なものなんじゃないかなという気がしていて、その理由としては、7つの習慣アドラー心理学をベースとした考え方を組織経営の基本とし、会社で働く上での指針としているように感じたからです。まだ序盤しか読んでいないですが、社員の自主性を尊重することや、他者(組織)に貢献する為にできることを考えて「主体的に」実行すること。上司、部下といった上下関係は存在せず、対等な関係で働くこと、集合知を利用して問題を解決する(シナジーを発揮することと同義に思える)など、ティール組織との共通点が非常に多いんですよね。

ティール組織におけるチームは、チームメンバー感の「信頼」によって成り立っていることが大きな特徴です。従来型の組織の場合だと、リーダーという役割を与えられているから意思決定を行ったり、マネージャーという役割を与えられたからプロジェクトの全体を見て判断を下す。といったように、自分がやりたいかどうかはともかく、「先に役割を与えられてそれをこなす」という形式ですね。

ですが、ティール組織の場合はそうではなく、個人の自主性や主体性を重視するので「自分がチームのためにできることを探して実践する」といったような、他者に貢献できることを自ら探して実践することが必要となります。

繰り返しになりますが、上記のような「主体性」「他者への貢献」などは、7つの習慣アドラー心理学における非常に重要なテーマの一つであり、ティール組織は性善説に則った、主体性、信頼性、全体性をベースにした新しい組織の形態の1つ」であることから、成果主義パラダイムでしか働いたことがない多くの日本人に非常に大きな反響をもたらしているいるのではないかなと思いました。

前置きが長くなりましたが、チームビルディングにおける基本的な考え方はシンプルで、以下のことを守ってチームを作っていくことが非常に大事です。

  • 対等な関係であること
  • 相手を信頼すること
  • メンバーに貢献すること

上記を守るために必要な技術としては、相手の話をしっかり聞くこと(傾聴)や、相手の人格を非難しないこと。意見を批判することは相手の人格を損なうことではないという前提を全員が持ち、心理的安全性を担保すること。チームの中で話し合いを行う場合はファシリテーターを設けること。チームだけでは解決できないような問題が発生した場合は、適切なアドバイスができるコーチングスキルを持った人がアドバイスを行うこと。ただし問題の解決はチームに任せること。といったことが大事です。

これは仕事だけの話ではなく、チームスポーツやゲームにも通じるものがあるのではないかなと思っています。僕が Quake や CS をやっていた時に今のような知識があったなら、もっと上手くチームを機能させることができたのではないかなと思いますし、コーチングやファシリテーションもうまいことできたんじゃないかなと感じています。

そして、僕が若いゲーマーを見ていて思うことは、上記のようなことが本当にチームの中でできているのだろうか?というのと、チームのオーナーやコーチが選手のメンタリングやコーチングに必要なスキルを備えているのだろうか?という2つの疑問があります。なぜそう思ったのかというと、先日行われていた PJS αリーグ終了後にチームの解散やメンバーの脱退が相次いだからです。

pubgleague.dmm.com

チームの解散や脱退はそれぞれの事情があるため仕方ないのかなと思う反面、本当にチームとして機能していたところはどれくらいあるのだろう。そもそもまともに話し合いなどはできているのだろうか?と思いました。近年は日本にも eスポーツの波が来ていることもあって、多くのプロチームが発足していますが、それらがきちんと「組織として」機能しているといいなあと思います。

XL2411P レビュー

XL2411P を先日購入してから2ヶ月ほど使用したので、簡単に感想をまとめました。

 

www.benq.co.jp

 

それまで使っていたモニターは FG2421 です。現在はサブモニターとして使用中。

 

www.4gamer.net

 

机の配置はこんな感じ。真ん中に置いてある液晶が XL2411P です。

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購入の動機は以下の通りです。

 

・PUBG は 144FPS が FPS の上限なので、FG2421だとリフレッシュレートが 120hz のため、ゲーム側の FPS に対応しきれていない

・FG2421 の微妙な遅延が気になる。240hz での動作はあくまでも黒画像の挿入による擬似的なものなので、XL2411P の方が応答速度は速い

 

もともと CRT モニターで FPS をやっていたので、液晶特有の遅延が非常に気になってしまい、FG2421 は滑らかさはあるにせよ TN の液晶よりも遅延があるので微妙という感想でした。FG2421 を買う前は XL2410 を使っていましたが、やっぱり FPS なら TN 液晶以外は辛いんじゃないかなという感じがします。※

※FG2421 は VA パネルなので色彩表現は TN よりも豊かだが TN よりもレスポンスが遅い

 

■使ってみた感想

で、実際 XL2411P を使ってみてどうなのかというと、120hz の液晶よりも滑らかに動くのと、FG2421 よりも応答速度が速く、PUBG は明らかにやりやすくなりました。あとは暗いところが明るく見える Black equalizer が非常に強力で、影にしゃがんでいるような見えづらい敵もかなりクッキリと見えるようになったので、CS:GO で影に隠れてしゃがんでいる敵も見逃さないようになりました。

 

ただ、ブレ低減モードをオンにすると、画面が全体的に暗くなってしまい、色合いもかなり悪くなってしまうので、隣に置いてある FG2421 と見比べた時の違和感が非常に強いです。ブレ低減モードをオンにするメリットと色合いが悪くなることのデメリットを考えると、色合いが悪くなって視認性が落ちることの方がデメリットだと思ったので、現在はブレ低減モードをオフにして使っています。ブレ低減モードをオンにした方が動きが滑らかになってやりやすいので、我慢してブレ低減モードをオンにした方がいいのですが、毎回設定を切り替えるのも面倒なのと、そこまでガチでゲームをやってないので、ガチでやるならブレ低減モードはオンにするのがお勧めです。

 

■CRT と比較するとどうなのか

自分は長年 CRT でゲームをやっていたので、 CRT と液晶モニターを比べると、やっぱり CRT に敵うような液晶は今の所存在しないというのが正直な感想です。XL2411P のように、リフレッシュレート 144hz で出力が可能なモニターでも、やはり CRT のような「限りなく0に近い遅延」液晶モニターで実現することはアーキテクチャ上不可能だからです。最近のゲーミング液晶モニターの価格と品質のバランスや性能向上など、いい部分がとてもたくさんあることは理解しているのですが、マウスやマウスパッドが時代に合わせて進化してきたような道をモニターは歩めなかったことが非常に残念でならないです。どういうことかというと、液晶モニターはその構造上、5ms 程度の遅延からは絶対に逃れられないからです。つまり、CRT 時代は LAN で数 ms 程度の遅延の中で FPS を遊べていたのですが、液晶でそれを実現することは絶対に不可能であり、現状でゲーマーの真の実力を発揮することができないことの表れでもあります。腕のいい FPS ゲーマーだったら Ping が 5ms 違うことの差がどれだけ大きいかは理解できるでしょう。液晶で FPS をやるというのは「常に 5ms 程度遅延のある状態で戦う」というのとほぼ同義なのです。

 

ただ、CRT という選択肢がなくなった現状では、3万円台でこのスペックのゲーミング液晶が買えるのはいい時代になったな〜とも思えますので、価格と性能のバランスが取れた製品であることは間違いないです。特に、120hz 液晶を持っていない場合は最初に買うゲーミング液晶としては最適な選択肢になりうるのではないかと思います。5年後くらいには OLED のゲーミングモニターが主流になるだろうし、それまでのつなぎとして使うのには全然悪くないです。

 

話が長くなって毎回のごとく脱線しましたが、簡単にまとめると

・3万円台で買える

・品質的に問題なし

・ブレ低減、Black equalizer が強力

・144hz はとても滑らか

って感じです。遅延に関しても液晶の中では最速クラスでしょうし、申し分ないと思います。

 

以上です。

Logicool G403 レビュー

G403 を購入してから2ヶ月くらい?使用したので感想をまとめました。

gaming.logicool.co.jp

 

■自分のマウス遍歴

Sotec のパソコンに付属していたボールマウス→Logicoolオプティカルマウス(カーソルがめっちゃ飛ぶ)→Logicool のボールマウス→Razer Boomslang 1000dpi→Logicool のボールマウス→Logicool のオプティカウルマウス 800dpi の何か→IME の尻を切ったもの(こんな感じのやつです)Logicool MX300→Logicool MX500→WMO→Ikari→DeathAdder→MX510→MX518→G1 Optical Mouse→WMO→Kinzu→Kana→DRTCM15→KonePure→Sensei→Abyssus→Rival→Taipan→Pro gaming mouse→ZA12→EC1-B→G403

 

中盤あたりからだいぶあやふやになっているので順番はかなり適当になってしまったのと、抜けてるのもそこそこあると思いますが、だいたいこんな感じで色々と使ってきました。WMO や IME は5〜6個買ってるような気がします。

 

で、18年くらい FPS やっててマウス選びにもこだわりがあると、気に入らなかったものはすぐに使わなくなってしまうため、家にはおそらく30個くらいマウスが眠っていると思います…。店で触った時は「お、これいいやんけ」と思って買ってからしばらく使ってみると、やっぱちょっとなんか違うしここが気に食わんなぁ…となることが多かったので、長いこと使えるマウスはほんのごく一部の物だけなんですよねぇ。

 

そんな前置きを踏まえて G403 を2ヶ月ほど使ってみましたが、まあとにかく非常に使いやすいし、最近の Logicool は本当に他の追随を許さないクオリティの製品をバンバン出しまくっているなーという感想になりました。Razer と Steel と ZOWIE はもっと頑張れ!

 

スペックや内部構造に関しては 4gamer のレビューがよくまとまっているので、そちらを見ていただけると幸せになれると思います。

 

www.4gamer.net

 

自分の感想と共通してる点としては

 

・思ったよりもでかくない

・軽い

・センサーに癖がない

キャリブレーションが効いてる

 

ってところです。IME 使ってたこともあるので、やっぱりあのデカさはちょっと扱いにくい部分があるなぁという感想だったのですが(逆にそれが長所でもあって aim が安定する)G403 くらいの大きさだとちょうどいいので、とても使いやすいです。

 

自分はそれほど手が大きくなく、おそらく日本人男性の平均的な手の大きさだと思いますが、それくらいであれば特に問題なく扱える大きさではないかなと思います。

 

DeathAdder の場合だと、右手人差し指あたりの膨らみ部分がちょっと当たる感じがあってそれが違和感だったり、Razer のマウス自体それほどレスポンスが良くないと思うので(あくまで個人的な感想です)どうも使っててしっくりこない部分が多かったのですが、G403 はレスポンスの遅さなども感じないので、使っていてストレスになることが無いです。

 

余談ですが、Razer は他にも Abyssus(初代)のセンサーがクソで一定の傾きで動かすと非常に波打つという仕様だったため、初期不良かと思って2個買ったら2個ともまともに動かなかったので、それ以来 Razer 製品に関しては最初から疑うようになりました。

 

あとは標準のマウスソールがあまり滑り過ぎないものなのもポイントが高いです。ZOWIE の製品なんかだと付属のソールが滑り過ぎてしまい、最近の傾向としては布製のマウスパッドでいかにストッピングを効かせるかがポイントになっていると思うので、付属のソールが滑り過ぎないので割とどんなマウスパッドにも合わせやすいんじゃないかなと思います。特におすすめなのは Hyperx Fury S との組み合わせです。

 

www.hyperxgaming.com

 

Hyperx Fury S はストッピングの強さに定評があり、多くの CS:GO のプロが使用している実績が豊富にあることもポイントが高いです。ただし耐久性は低めなので、ヘビーに使うのであれば2ヶ月に1回は使用する表面をローテーションしたほうがいいかなと思います。

 

もしくは、ARTISAN 疾風乙を縦に置いて使うのもなかなかいいかなと思います。

 

www.artisan-jp.com

 

基本的に布製のマウスパッドは縦と横で縫い目に方向があり、横方向の滑りがよくなるように設計されているものが多く、疾風乙もそんなマウスパッドの1つです。

ただ、疾風乙を横に置いた場合だとちょっと滑りすぎる感じがあるので、あえて縦方向に置くことで横方向の滑りを抑制して使えるので、自分は縦に置いて使ってます。

 

基本的にいい製品って「最高!買え!」くらいしか書くことがないのですが、自分のマウスを選ぶ基準は以下の通りで、G403 に関してはだいたいすべて満たされているんですよね。他にももうちょっと細かい基準はあるんですが、だいたいこんな感じです。

 

・軽い(重心が後ろにあること)

・持ちやすい

・センサーのレスポンスが早い(遅延がないことも含める)

・ホイールに癖がない

・クリックのレスポンスが早い(軽さも考慮する)

 

あとは実際に使ってみて、最初に触った時の第一印象とどれくらいの差があるのかが使ってる間にわかってくるので、そこで自分にとっての製品の良し悪しが最終的に決まってくる。という感じです。

 

マウス選びとマウスにあったマウスパッド選びは沼への第一歩でもありますが、非常に楽しいことでもあるので、皆さんも是非自分にあったマウスとマウスパッドを探してみてください。

 

以上です。

Realforce R2 テンキーレス all30g レビュー(R2TLSA-JP3-BK)

こちら の製品を購入してから1カ月ほど使用しました。

自分は従来の Realforce を約10年使用しており、4枚ほど所有しています。

主な用途としては、仕事(プログラミング)と FPS です。

アクチュエーションポイント変更機能が気になったので購入し、簡単に感想をまとめました。

 

従来の Realforce との違いは以下の通りです。

 

APC コントロールでアクチュエーションポイントを 1.5mm 2.2mm 3mm で選べるようになった

・打鍵音が静音仕様になった(それによってキータッチに従来品との変化がある)

・CTRL と Capslock を入れ替えられるようになった

 

FPS ではどうなのか

性能的には申し分ないですが、FPS にどれほど有用なのか?と考えると、PUBG のようなゲームではたいして優位性を得られないというのが正直なところです。

Quake シリーズなどのアリーナ系 FPS や CS:GO のようにストッピングが重要なゲームの場合、アクチュエーションポイントを 1.5mm に設定すると一定の効果が得られるのではないかと思います。反応は確かに早いですが、その違いを感じられるのはごくわずかな一部の人間かトッププロくらいではないかなと思います。

 

■中敷きを使ってみた感想

2mm, 3mm の両方ともつかってみましたが、底打ちはしやすくなりますが非常に疲れます。ただ、中敷きを何も入れていないとそれはそれでキーストロークが深いので、できれば 1mm の中敷きも用意してほしかったです。個人的なおすすめは 2mm です。3mm だと肩こりがひどくなったので2週間ほどでギブアップしました。ただ、もうちょっと使い込んでみないと何とも言えない気がするので、再チャレンジ予定です。

 

■プログラミングなどではどうなのか

端的に言って最高です。非常に打ちやすいので仕事用にもう1枚ほしいくらい気に入っています。自分は普段 Macbook pro でプログラミングを行っているので、Windows とはキーの配置が少し違うため、以下のツールを導入してキー配置を変更しています。

 

github.com

 

これで Alt を Command にしたり、Windows キーを Alt に変更するなどで Mac にもばっちり対応できるので、Mac ユーザーでも安心して使えるのがいいですね。欲を言えば BluetoothMac に対応した Realforce も出してもらえると非常にうれしいです。

 

今は仕事用にダーマポイントが以前販売していた Realforce を使っていますが、そちらは静音仕様ではないので、壊れたら買い替えを検討しています。

www.4gamer.net

 

■まとめ

FPS を長年やってきた身としては、キーボードは正直言って割と何でもいいんじゃないかなと思いますので、デバイスに優先度をつけるのであれば

 

マウス=マウスパッド>ヘッドホン>>>(別に買わなくてもいい)>>キーボード

 

だと思います。

このキーボード1枚でマウス、マウスパッド、ヘッドホンが買えるくらいの値段ですので、まずはキーボード以外をそろえるのがいいんではないかなといった感じです。

 

■最後に

キーボードは最後に買いましょう!

そして、PUBG なら別に不要です!もっと安いキーボードで十分!

これはお金の余っている大人の高級なおもちゃか、ガチでタイピングするプロの仕事道具です!

 

以上!

Hyperx Fury S 耐久性に難あり

以前、Hyperx Fury S の記事を書いてから3カ月ほど経過しました。

その後、使用感に変化があったのでまとめておきます。

 

・マウスパッドが劣化し、2カ月ほど使用してから段々と違和感を覚えるようになる

・狙ったところできちんと照準が止まらなくなる

・ストッピングが弱くなって滑りすぎる

・使用する表面を少しずらして使用すると当たる

 

というのの繰り返しでした。

自分は普段それほどゲームをしないので、1日平均だいたい2時間弱くらい使用していると思いますが、それにして劣化が少し早いかなという印象を受けました。

 

おそらくプロゲーマーは僕の3倍くらいゲームすると思いますので、その場合だと3倍の速度で劣化するため、持って2週間ちょっとくらい?と考えると、別のマウスパッドのほうがいいかもしれないな・・と思った次第です(金が無限にあるなら全然あり)。新品のころの使用感が良すぎるので、ちょっと滑りやすくなっただけで大きな違和感になっているかもしれないというのはあります。

 

ただ、2年保証付きでサーフェスの滑りが悪くなったら交換してもらえる(とサイトに書いてある)ので、L サイズを2枚買って4隅を使って滑りすぎるようになったら1枚を交換に出して、その間は予備を使う という運用にすれば、そこそこ持つのではないかな という気がします。

 

もし Hyperx Fury S を購入するのであれば、この辺りを注意して購入するのがいいと思います。