最近読んだ本

漫画はめちゃくちゃ読んでいるが真面目な本はこの辺を読んだ。

技術書あんまり読んでないので読むか。。

 

HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか

ドットコムバブルが弾けて会社の時価総額が急落し取引先が次々と倒産、自分の会社も倒産しかけたが最終的に会社を高値でバイアウトすることに成功した。諦めずに最善な行動を常に考え続けろということが書いてあった。CEO は大変だ。

 

Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

企業文化はトップの言葉と行動によって作られるということが書いてあった。文化を明文化することは大事だがそれは表面的なものに過ぎないし、実際に働いている人たちがどのような行動をとっているかが会社の文化の本質であり、行動によって示し続ける必要がある。

 

企業文化をデザインする 戦略を超えた「一体感」のつくり方

これも企業文化に関する本で企業文化を具体的にどうやって作っていくのかが書いてある。ティール組織もあわせて読んだ方がいいと思った。

 

ワーク・ルールズ! ―君の生き方とリーダーシップを変える

Google の採用、評価、面接について書いてある。まだ途中だがとても参考になることが多い。トップとテール(評価が高いトップと悪いテール)に注目し、トップはなぜトップなのかを分析し、テールに対しては改善を促すことでチームで活躍できるように会社として協力をするというのが詳しく書いてる。

 

教育は遺伝に勝てるか? (朝日新書)

遺伝に勝てる部分もあるしそうでない部分もあるって感じでした。倫理的なことは教育によって解決できる部分が大きい。知能は遺伝が7割くらいでいくら教育してもどうにもならない部分はある。

 

HIGH OUTPUT MANAGEMENT

途中まで読んだ。工場の生産管理の部分は飛ばした。そのうち続きを読む

 

運は遺伝する 行動遺伝学が教える「成功法則」 (NHK出版新書)

行動特性は遺伝傾向が強く、行動によって運の有無が決まるため運は遺伝するという内容でとても面白かった。行動遺伝学はこれから10年非常に注目されると思う。社会的に成功する人は遺伝によって成功しやすい行動をしがちなため運がいいとされるみたいな感じでした。。

2023年振り返り

2023年振り返り

 

あまりいい成果が出せなかったように感じる。が、来年大きく成長するための準備は色々できたように感じるので、総合的に見るとまあまあ良かったのかもしれない。

 

技術的には Flutter を少しやったがアプリの公開までは至らず。引き続き2024年も継続する。go のマイクロサービスを Cloud Run のサイドカーを使ってデプロイするなどをやったが、色々な事情により1ヶ月ほどで廃止した。gRPC で接続するのは初めてだったので勉強になった。go のマイクロサービスの API ドキュメントに書かれていない仕様を理解するためソースコードを結構読んだ。API ドキュメントはちゃんと書こうという気持ちになった。

 

元々 k8s で使うためのマイクロサービスを Cloud Run で動かしたため、マイクロサービス間の接続がローカル前提となっていたのだが(別々の Pod をローカルで接続する前提)Cloud Run 同士は TLS 接続となるので Cloud Run のコンテナ同士だとローカル接続ができなかったため、サイドカーを使ってローカルで繋ぐということをやった。当時は Cloud Run のサイドカーが GA ではなかったためデプロイ時のタグがうまく動いていなかったのだけど今は修正されたのだろうか。。また、ChatGPT や GitHub Copilot によって新しい言語でも勉強しやすくなったのはとても良かった。

 

採用を見直してコーディングテストを作ったり採用面接のやり方を変えて見極めがある程度できるようになってきた。引き続き採用は頑張りたい。行動遺伝学の本を読んで思ったののは、人間の能力の多くは遺伝の影響を受けており、得意なことは才能として現れるということ。得意なことの定義は、20%程度の労力で80%の人よりも成果が出せること。面接や面談ではどういった才能があるのかをきちんと見極める必要があるなと思った。

 

支払いドットコムは前年と比べると大きく成長した。来年はさらに大きなことをやるのでその仕込みをしている。去年は支払いドットコムの中で閉じていたが、今年は他のチームと連携して色々やるようになった。主に来年に向けた施策の一環という感じだが、それに伴って打ち合わせの時間がかなり増えた。ちゃんと開発するための時間を確保したい。

 

支払いドットコムのおかげですごく助かったというユーザーさんからの声をいくつか聞くことができてとても良かった。サービスを作った当初はクレジットカードで色々払えて便利、ぐらいにしか思っていなかったのだが、支払いドットコムのおかげで会社の倒産を免れたといったユーザーさんの声を直接聞くことができてすごくやる気が出た。

 

支払いサイトを伸ばすことは問題を先送りにしているだけではなく、その間にキャッシュフローを改善したり新しい仕事を請け負ったりと改善のための猶予が生まれる。業種によってはそもそも入金が2-3ヶ月後だったりする。お金が入ってくることはわかっているけど、どうしても手持ちの現金がないという状況が発生してしまう。そういった課題を解決してキャッシュフロー改善の手助けになり、倒産のリスクを減らせれば社会にとっても意義があると思う。

 

今年の後半に入ってからチームの体制が少し変わったため開発生産性が落ちた。原因はすでにわかっているので来年は色々と見直して改善する。チームとして生産性を上げるために何をしたらいいのかをよく考えるようになった。GitLab の本はとても参考になった。仕事に関してはかけないことが色々あるので来年の春〜夏くらいには情報が出せるはず。。

 

チームに1人はムードメーカーみたいな盛り上げる人(冗談を言って場を和ませたりするようなタイプ)がいるといいと思うのだけど、そういった人はあんまりいないということが最近わかった。というわけで芸人を目指して頑張ろうと思う。

 

仕事以外だと Apex でソロマスターになったりした。目標だったので嬉しい。マウスやキーボードなどを色々買っているのでデバイスレビュー系の youtube チャンネルでも作ろうかと思ったが、定量的な検証が難しいのであんまり意味がないのかなという気がしている。が、他のデバイスとの比較という観点で定性的なレビューならできるのでやるならそういう方向かなと思った(この文章を書いている最中に思いついた)

 

絶対にやり切りたい2024年の目標

  1. 今作っている個人アプリをリリースする
  2. 支払いドットコムのチーム体制を整備して生産性を以前の状態にまで戻す
  3. ゲームする時間も確保して Apex はソロでマスターに到達する
  4. ちゃんと週に2-3回は運動する

 

後何か新しいチャレンジをしたいのだが、、楽器を何かできるようにするか、DTM などをやりたい。Meta Quest3 を買ったのでギターを再開するか・・?

 

とうい感じで来年も頑張ります。

 

 

 

 

個人的な Slack との付き合い方

SmartHR の Slack ガイドラインはとてもよくまとまっていて素晴らしい。

qiita.com

全てのメンションに反応しない

キリがないので。緊急性がなかったり重要ではない場合は一旦スルーする。完全に忘れている場合もある。

即レスをしないし、相手にも求めない

非同期でのコミュニケーションを前提としているので即レスするのが偉いというわけではない。

絵文字でのリアクションは多めにする

リアクションをもらえると嬉しいので。

仕事中つけっぱなしにしない

作業に集中できなくなるので。見たい時に見て割り込みを減らす。

ケータイに Slack アプリはインストールしない

休み中でもちょっとした空き時間などに見てしまうため。去年ぐらいまではケータイに Slack アプリを入れていたが今年に入ってから削除した。休みの日はちゃんと休んだ方がいいので。連絡を受け取る必要があるときに都度インストールするようにしている。

 

以下、個人的に好きではない Slack の使い方をまとめた

@here, @channel の多用

通知対象が多すぎるので基本的にあまり使わないでほしいし過度に使われると見る気がなくなる。本当に伝える必要がある場合のみ使ってほしい。

グループメンションの多用

上記と同じ。誰にその情報を届けたいのかをきちんと整理した上で使ってほしい。

多すぎるプライベートチャンネル

情報格差が生まれるのと情報の透明性が失われるため。誰にどの情報を公開していいのかいちいち承認が必要になり格差が生まれる。公開できない情報は労務や個人的な情報などごく一部に限られると思うので原則オープンチャンネルで問題ない。プライベートチャンネルにするのではなく適切なロールで分類できていないかをまず考えた方がいいと思う。社員、パートタイム、アルバイト、インターンなど、ロールによってアクセスできる情報に制限がかかるという考えの方が自然。

ALGS で TSM が勝てなかった理由を考える

ALGS Championship が終了した。結果は DarZero が優勝して2連覇となった。DZ が世界最強であり Zer0 の IGL が最強ということが見せつけられた結果となった。ポーランドルールでなければ Furia がぶっちぎりで優勝だったと思う。

TSM の総合成績は7位だった。スクリムで調子が良かったし、今回は優勝があり得るんじゃないかと思っていたが結果は振るわず。優勝を期待されていただけに残念な結果となったが、TSM 視点で主に観戦していた感想は「こりゃ優勝するのはきついだろうな」という感じでした。理由はいくつかあるが、だいたいこんな感じだと思う。

ImperialHal のメンタルが安定しないし味方のミスに厳しすぎる

まず最大の問題はこれで、Hal のパフォーマンスが下がってミスを強く指摘された Reps と Evan のパフォーマンスはもっと下がるので真っ先に改善すべき問題だと思う。LoL などのゲームでよく指摘されているが、ミスを厳しく責められると指摘された人のパフォーマンスは大きく下がることが科学的に証明されている。本当に勝ちたいのであれば Hal はこの癖を直さない限り難しいだろう。調子が良くて勝っている時はいいのだが、長期戦の場合は安定して勝つことが求められるので、負けが込んできたときに取り戻すことが難しくなる。アメリカはプロチームに専門のメンタルコーチやフィジカルコーチがつくことも珍しくないので、TSM を勝たせたいのであればメンタルコーチを付けたほうがいいと思った。

あと Hal は自分のメンタルを安定させるために瞑想をしたり、認知行動療法を取り入れて味方を責めまくる悪癖を直したほうがいい。責められた味方のパフォーマンスが大きく下がることと、建設的な意見をしてパフォーマンスを向上させることのどちらにメリットがあるかは考えるまでもないと思うし、Hal は賢いプレイヤーなので、改善されることを願っている。

お願いヴァルキリーウルトの成功率が低すぎる

お願いヴァルキリーウルトが失敗するところを何回見たかわからないがとにかく多かった。ヴァルキリーウルトがナーフされた影響もあるが、ジブのドームからヴァルキリーウルトで飛んでも上昇中に撃ち落とされて全滅するシーンが多かったのと、第4収縮で15部隊ぐらい残っている状況でヴァルキリーウルトを使って降りる場所がなくて壊滅というパターンも多く見てきた。いい加減、困ったときにヴァルキリーウルトを使って運ゲーにするのはやめた方がいいと思った。いくらヴァルキリーウルトで飛べても行く場所がなかったら飛んでも仕方がない。短距離の移動であればレイスかアッシュがいるし、TSM はファイトが強いのでシアを使って安置際にいるパーティーを倒して無理やりエリアを奪うとかのほうが TSM のスタイルにはあっていると思う。Hal と Evan の調子が安定していなかったせいか、ALGS の後半はファイトに自信がなくてあまりファイトを仕掛けに行ってないように見えた。

レジェンド構成が安定しない

スクリムで調子が良かったマッドマギー構成を初日でやめたのは良かったが、負けが込んでくるとまたマッドマギーを使いだしたりと、とにかく安定したレジェンドの構成ではなかった。他のチームはスクリムで練習した構成をそのまま本番でも使用しているのに対して、TSM は終始こんな感じで、自分たちの構成を信じてプレイできていないように見えた。あと Hal がヴァルキリー使うのは良くないので、慣れている Evan がヴァルキリーを使うべきだった。前回の ALGS でヴァルキリーウルトの失敗が敗因だと思っているようだけど実際はそうではなく、困ったときに運ゲーのお願いヴァルウルトで行く場所がなくて壊滅していたことが大きな敗因だと思う。15部隊ぐらい毎回第4収縮で残っているのだから、安全な場所はほぼ残っていない。

Evan がガスおじ使うのはミスマッチ

オフラインだとミスマッチなのが顕著に現れた。ガスおじは体がでかいので甘えたピークをすると一気に削られてしまうし、ジブの次にフォーカスもらうレジェンドなので非常に難しい。なので被弾をジェットで減らすことができてかつ慣れているヴァルキリーを Evan が担当すべきだった。Hal も結構甘えたピークが多くて被弾しまくっていたので、それなら最初からレイスか索敵できるシアを使っておいたほうが良かったように思える。TSM にガスおじ構成はあまり向いているとは思えないが、ガスおじ使うのであれば Hal が使ったほうがまだだいぶマシだと思う。

 

とまあこんな感じで、短期決戦で調子が良ければ TSM は勝てるチャンスがあるだろうけど、4日間安定して勝つためにはチームとして調子を安定させる必要があるため、今の TSM では勝つのが難しいと思われる。だが、まだまだ改善できるポイントがあるので今後とも頑張って欲しいと思います。

Light ammo please.

Youtube 見るのをやめたら生活が改善した

今年に入って Youtube 見るのをやめてから生活が改善されて早起きするようになった。本を読む時間がかなり増えたので今年はたくさん本を読んでいく。チームトポロジーはめっちゃ良い本だったので非常におすすめです。

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今はセキュアバイデザインを読んでいて、2ページ目からアプリをクラッシュさせる話が出てきてとても面白い。めっちゃ分厚いけど本で読むほうが頭に入ってくる感じがするので今年は紙の本をメインに読んでいく。ビジネス書は電子でいいけど。

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家でローラーこぐのを再開したらめっちゃ楽しいので今年はボクササイズを減らして家でローラーとキントレメインにやっていこうと思う。ボクササイズはトータルで3時間以上かかるため、家で1時間トレーニングしてゆっくり風呂に入っても2時間弱の方がトータルの満足度は高い。あとボクササイズの客層があまり好きではない。こればっかりはどうしようもないと思うが。近所にボクシングジムあればボクシングジムに通うでもいいかもしれないなと思った。

開発環境は完全に Ubuntu で完結するようになった。Ubuntu はかなり使いやすく動作が軽いので高性能なデスクトップを組んで(それでも15万くらいで組める)Ubuntu 入れるのが幸せだと思う。M1 は Docker 周りの不具合がだいぶ解消されつつあるけど、もう半年〜1年くらいは必要なイメージがある。が、M1 も使ってみたいのでそのうち Mac も買う。

Ubuntu を入れた

今年は Ubuntu をメインに使ってみようと思って Windows を入れてる PC に Ubuntu をインストールした。UbuntuRealtek のネットワークドライバが入っておらず、インターネットにつながらなかったので有線 LAN のドライバを入れるのに苦労した。MacVirtualBox をインストールし、Ubuntu の iso イメージを VirtualBox にマウントして Realtek のネットワークドライバを VirtualBoxUbuntu にインストールしてから USB メモリにコピーして Ubuntu にインストールした。以降は apt 経由でいろいろインストールできたので良かった。

 

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system monitor 画面

 

Ubuntu は結構快適でシステムモニターを見るとメモリをほぼ使用していないことがわかった。IntelliJ を起動すると IntelliJ がメモリ 4GB くらい使用するが、それでもトータルで 10GB いかないぐらいだと思う。WindowsMac だと OS だけで 10GB 近くメモリを使ってしまうので Ubuntu はすごいですね。何をやるにしても軽いし速い。ターミナルやランチャーの起動が高速なのは地味に嬉しい。NVMe SSDUbuntu を インストールしているので OS の立ち上がりも速い。

 

WindowsMac と比べるとドライバがなかったりカスタマイズするのに一苦労するが、だんだん慣れて使いやすくなってきたので今年は Ubuntu をメインに使っていくかもしれない。Mac から Jetbrains GatewayUbuntu につないで開発することもできるし、Jetbrains Gateway が安定したら Macbook air の M1 をメインに使うとかでも良さそうですね。sshUbuntu に接続して重い処理は Ubuntu に任せればヨシ。